広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

独裁主義と核兵器の影~各国のご都合主義

天風録アラスジ プーチン大統領の独裁的なリーダーシップが強調され、彼のジョークと彼に対する国際的な評価が描かれている。 彼の再選と高い投票率は、彼の地位を強化しているが、反対派の抑圧も強調されている。ロシアの人々が体制批判を込めたジョークを…

孔子の哲学と政治の言葉

天風録アラスジ 岸田文雄首相の裏金事件に対する言葉の使い方が問題視されている。首相の「丁寧な説明」や「火の玉」の決意は、事実と一致していないとの批判がある。また、自民党の再生に「命懸け」であるとの発言も、実際の行動とは異なると指摘されている…

再生と結束力:能登半島の豊かさを支援する

天風録アラスジ 今日は休刊日のため1月4日の分を紹介します。 能登半島の魅力が地震と猛火で消え、漫画家永井豪さんの記念館も全焼した。災害が続くメカニズムの解明と人命救助が重要で、私たちはできることを考えるべきである。 被災地はゼロから再生に挑み…

⾶ばないバットと野球の新たなドラマ

天⾵録アラスジ 「やまびこ打線」の代名詞である徳島‧池⽥は、1982年の夏に広島商を破り、パワー野球の幕を開けた。しかし、今年から選抜⼤会では反発⼒が抑えられた「⾶ばない」⾦属バットしか使えなくなるため、技術の磨きや⼩技、守備の重視が求められる…

変わりゆく駅と時代の歌声

天風録アラスジ 「なごり雪」は作者である伊勢正三さんが作詞作曲し、発表50年を迎える。この歌は東京の駅ではなく、伊勢さんの故郷である日豊本線津久見駅をモチーフにした。 しかし、現在、この駅を含む九州の在来線の駅は乗客の減少と効率化の影響を受け…

不安と期待:令和の⼤阪‧関⻄万博

天⾵録アラスジ 1970年の⼤阪万博の開幕とその成功は、国⺠の協⼒と経済成⻑の象徴とされている。しかし、令和の⼤阪‧関⻄万博には開催に向けた不安と疑問があり、その成功はパビリオンの開催内容によって左右されると⾔える。 会場を彩る海外パビリオンの建…

下町ロケットの影響と視線

天⾵録アラスジ 和歌⼭県串本町での宇宙事業会社スペースワンのロケット打ち上げは失敗に終わったが、地元の⼦どもたちは希望を持ち続けている。串本町は地理的条件からロケット事業者の⽬に留まり、「ロケットの町」を選択。地元の⼦どもたちは「失敗も⼀つ…

マラソン補給と日産下請法問題

天⾵録アラスジフルマラソンの補給に関する問題と、⽇産⾃動⾞の下請法違反が取り上げられている。 マラソンでは、トップ選⼿が補給に失敗する⼀⽅で、他の選⼿が⽀援する姿が描かれている。⼀⽅、⽇産は下請けから不適切に利益を得ており、それは味⽅に塩を…

⼤⽣命への問い:少年とアオサギの旅

天⾵録アラスジ 宮崎駿監督の「君たちはどう⽣きるか」が⽶アカデミー賞を受賞した。世界中で⽣命が暴⼒にさらされている⼀⽅で、映画は少年とアオサギの冒険を通じて⼈⽣の道を問いかけている。 作品は、⽶津⽞師による主題歌と共に、「この世は⽣きるに値…

未来志向の建築と文化の融合

天⾵録アラスジ東⽇本⼤震災から13年、被災者の住まいとコミュニティ再⽣について考える。仮設住宅になじめず孤⽴する⼈々のために、「みんなの家」が設⽴され、語らいやすい場所となった。 プリツカー賞受賞者の⼭本理顕さんも建築家の⼀⼈で、仮設住宅の配…

美しさとはかなさを知る時代

天⾵録アラスジ: NHK⼤河ドラマ「光る君へ」の藤原道⻑は平安時代の権⼒者で、⿇疹の流⾏により ⼀族の衰退が始まった。現在、⿇疹は再び世界を脅かし、特に欧州で感染者が急増している。 ⽇本でも2007年に若者を中⼼に広がり、予防接種が唯⼀の防衛策とさ…

影響力と功績:鳥山明の遺産と称賛

天⾵録アラスジ ⿃⼭明さんの訃報が伝えられ、彼の功績と影響⼒が讃えられている。彼の出世作 「DR.スランプ」は全国の⻑者番付に⼊り、その後の「ドラゴンボール」はアジアや 欧⽶で翻訳版が刷られ、アニメ放送もされた。 彼の作品は⽇本漫画ブームを牽引し…

性別平等への第⼀歩:国際⼥性デーに考える

天⾵録アラスジ1938年に⽇本初の⼥性弁護⼠、三淵嘉⼦は、男⼥差別が強かった法曹界で活躍し、 戦後の初の⼥性裁判官となった。彼⼥は家庭裁判所設⽴に関与し、⼥性や⼦供の権利を擁護した。 また、原爆裁判で⽶国の原爆投下を国際法違反と断じた。彼⼥の経 …

人新世の影響とAI

天⾵録アラスジ経済思想学者の斎藤幸平さんは、ウーバーイーツの配達員としての経験から、ロボットにさせるとコストが⾼すぎる作業を人間に代替されるような虚無感を「⼈新世(ひとしんせい)の『資本論』」で語っている。 ⾃由に働きたい⼈には魅⼒的な仕事で…

若者の政治参加: 希望を持ち自ら動く

天風録アラスジ: ⾹港の⺠主活動家、周庭さんがカナダで亡命し、ユーチューブに登場。彼⼥は反政府デモで実刑を受け、刑務所⽣活を経験した後、監視下に置かれ、中国本⼟への移動を条件に留学を許可された。彼⼥の活動は10年前の⾬傘運動から始まり、⾔論の…

城主気分を味わう特別な体験

天風録アラスジ ⽇本の城での宿泊が増えており、現代⾵のフカフカの枕が⽤意されている。江⼾時代における硬い⾼枕は、⾸の動脈を圧迫し、脳卒中を引き起こす可能性があると国⽴循環器病研究センターが発表した。 この現象は「ショーグン‧ピロー‧シンドロ ー…

未来への教訓:震災遺構の保存議論

天⾵録要約コメント アラスジ: 13年前、東⽇本震災時に津波に遭い、43⼈が命を落とした庁舎は、がれきに埋もれ ていた。遺構は「県預かり」となり、今もその場所に残されている。原爆ドームの 保存と同様、震災遺構もわたしたちの関⼼事である。異論がある…

花粉症対策の新展開

天⾵録要約コメントアラスジ花粉症は⽇本の国⺠病となり、その対策として「スギ花粉⽶」が注⽬されている。 これは、花粉症の症状を引き起こすタンパク質の⼀部遺伝⼦を組み込んで栽培した ⽶で、これを⾷べることで⾝体が花粉に慣れ、アレルギー反応が出な…

社会のつながりを支える情報共有

天⾵録要約コメント新聞の読者投稿欄は、市井の⼈々の声を紙⾯に反映し、特に災害時には伝⾔板として機能し、孤⽴した⼈々のつながりを⽀える役割を果たす。また、投稿欄は被災者 の喜怒哀楽を反映し、復興のペースや地域差を⽰すバロメーターともなる。コメ…

⽅⾔の重要性とアイデンティティ

天⾵録アラスジ 3⽉が始まり、多くの若者が新⽣活へ向かう。困難な状況で故郷を思う⼒が⽀えになるはずだ。 「郷愁の作家」⽊⼭捷平(しょうへい)さんも、18歳で故郷を離れた。詩「⼆⼗⼋の春」は故郷への思いを美しく描き、多くの⼈々に愛された。 広島県か…

「サボる」日について考える:現代社会の課題と解決策

今⽇の天⾵録要約コメント コピーライターの⽷井重⾥さんは、4年に1度の特別な⽇、うるう⽇を「さぼる⽇」として提案している。 これは、⼀⽇だけ⽇常の忙しさから離れて、⾃分⾃⾝の ための時間をもっと持つことを促すという提案である。 しかし、現代社会…

#Ingressとの出会いから考える歴史の影響

アラスジ: 広島市の縮景園内にあった⽇本最古のわたし⽴美術館、観古館の⾨柱が原爆で焼失後、60㌔離れた三次市の塩町中の中学校に移設された。その運命についての詳細は不明だが、美術作家‧菅亮平さんが実物⼤レプリカを作成し、その存在感を個展で展⽰し…

報道と若者の政治関心の重要性

天⾵録アラスジ:所得の申告漏れ疑惑を巡る⾃⺠党議員の問題が国会で取り上げられ、議員の納税義務と政治への信頼回復が強調された。しかし、派閥の裏⾦事件についての審査会の⽇程が決まらず、⾃⺠党の逃げ腰が⽬⽴った。また、政治資⾦規正法の「抜け⽳」 …

日本の半導体産業の未来への可能性

今日の天風録アラスジ: ⽇本の半導体産業は1980年代に世界シェアの半分を占めていたが、その後衰退した。しかし、現在、台湾のメーカーが熊本県に進出し、雇⽤を⽣み出し、地元経済に⼤きな影響を与えている。また、北海道や東広島でも半導体メーカーの新⼯…

過去と現在の対話

天⾵録要約 JR三原駅の図書館で展⽰されている「掟の盃」は、⾚穂浪⼠の⼤⽯内蔵助が愛⽤し た器の複製とされ、五つの掟と⼤⽯⾃⾝が描いた侍の姿が描かれていると伝えられ ている。厚⽣労働省が飲酒ガイドラインを発表し、アルコールと⼤腸がんリスクとの関…

平和への願い:戦争で揺れる日常と日本の現実

天⾵録アラスジ: イエバ‧スカリエツカさんは、12歳の誕⽣⽇である2年前に⽇記を書き始めた。2 前の今⽇、ロシアがウクライナに侵攻し、彼⼥は地下室に避難した。 彼⼥の⽇記 は、「ある⽇、戦争がはじまった」というタイトルで出版され、その中で戦争の恐怖…

被災者への寄り添いと復興誓い

天風録アラスジ:今日は天皇誕生日。筆者は4年前、天皇陛下から被爆者への伝⾔を預かった。天皇陛下は被爆地への強い思いを伝え、その深い哀悼の意を明らかにした。また、天皇陛下は64歳の誕⽣⽇に⼀般参 賀を受け、この機会に令和の皇室のキーワードとして…

猫駅長の物語

今日の天風録アラスジ: 先週、和歌⼭鉄貴川線貴志駅の三⽑猫駅⻑「ニタマ」に会った筆者。ニタマは先代 「たま」の後継者で、多くの観光客を集めている。「たま電⾞」は猫の絵で飾ら れ、14㌔の旅も楽しめる。岡⼭の両備グループは、この⾚字路線を引き受け…

消費者に提供する驚き

アラスジ:•「ヒャッキン」は「百均」という新語で、100円均一の店を指す。•「ダイソー」は「ヒャッキン」の代表的な店で、創業者の矢野博丈さんは国内外に5300店を展開した。•矢野さんは「商い」は「飽きない」という哲学を持ち、消費者に楽しみを提供した…

若害と⽼害:世代間の摩擦と解決策

アラスジ: 天風録では「⽼害」と呼ばれる⼈々について触れた後、40代が「ソフト⽼害」と指摘されている。これは、出世狙いの⾏動が部下の才能をつぶしているという不満を無視していることに起因する。 ただし、「⽼害」への過度な批判は反発を招く可能性が…