広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

⾶ばないバットと野球の新たなドラマ

天⾵録アラスジ

「やまびこ打線」の代名詞である徳島‧池⽥は、1982年の夏に広島商を破り、パワー野球の幕を開けた。しかし、今年から選抜⼤会では反発⼒が抑えられた「⾶ばない」⾦属バットしか使えなくなるため、技術の磨きや⼩技、守備の重視が求められる。⾶ばないバットが⽣む新たなドラマに期待が寄せられている。

 

コメント

この天⾵録に引⽤されている「甲⼦園の詩」は、阿久悠さんが詩⼈としての才能を発揮した詩集の⼀つです。

 

   阿久悠さんは毎⽇、甲⼦園の試合の詳細を熱心に観察し、スポーツニッポンにその⽇のうちに詩を寄せていました。その詩集が「甲子園の詩」です。

 

天⾵録の著者は、「やまびこ打線」という題名の詩がこの詩集にあると記していますが、私が⾏った調査では、そのような詩はなく、「やまびこの消えた⽇に」という詩が見つかっただけでした。

 

   しかし、該当のタイトルがないという事実が、阿久悠さんの詩集の魅⼒を少なくするもの ではありません。むしろ、私はこの詩集が欲しくなりましたし、高校野球に熱い情熱を感じます。

 

実⺟も⾼校野球の熱⼼なファンでした。選⼿たちが⼀⽣懸命に試合に打ち込む様⼦を⾒るたびに感動していました。

 

    特に、選⼿たちが肩を脱⾅したり⾜をケガしたりすると、「それが⻘春だ」として、その情熱に感銘を受けていました。しかし選⼿が野球を引退した後、どのような⼈⽣を送るのかについて、実⺟はあまり深く考えていなかったようです。⻘春の熱烈さと情熱は⼀時的なものですから。

 

「⾶ばないバット」は、⼀部の視聴者にとっては、あるいは少々物⾜りなさを感じるかもしれません。

   しかし、本当の意味で野球を楽しむためには、この「⾶ばないバット」は絶対に必要な道具だと強く感じます。これは、試合の結果を左右する重要な要素であり、選⼿たちの技術や試合への戦略をより深く理解するための鍵となるので す。