広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

シウマイ弁当の魅力と崎陽軒への愛情

天風録アラスジ 駅弁の日を記念して、半世紀前の在来線での小旅行と駅弁の楽しみを振り返る。駅弁は地方色と旅情を盛り込んだ日本の文化遺産であり、旅行が制限されたコロナ禍でも駅弁フェアは人気があった。 駅弁が旅行シーズンの中でも特に気候が良い日に…

台湾の支援体制の模範

天風録アラスジ 石川県輪島市の県立輪島高の平野敏校長は、能登半島地震後の困難な状況下でも学びを止めないことを強調した。 平野校長は、自身のブログを通じて、生徒たちだけでなく多くの人々に向けてメッセージを発信し続けた。 そのメッセージの中心には…

新プロジェクトX:建設工事と困難

天風録アラスジ NHKの新番組「新プロジェクトX」は、東京スカイツリーの建設を舞台に、困難に挑む日本人の姿を描き出す。工事の進行中に生じた問題は、作業員たちが桜の下で酒を酌み交わし、心を一つにすることで解決された。しかし、現在の建設業界では、時…

人権と戦争の葛藤~バック・トゥ・ザ・フューチャーを連想しつつ~

天風録アラスジ 放射線影響研究所の研究は、親の被爆が子の健康に影響を及ぼすかどうかを説明会を開いて明らかにしようとしている。 一方で、ガザの現状はヒロシマやナガサキのようであるべきだとして、米国の議員が原爆投下を促すような発言を行っている。…

少子化対策と貧困問題の関連性

天風録アラスジ 幕末の大久保仁斎の貧困と現代若者の金銭問題が描かれ、年間給与が米30俵だった大久保と、「手取り」が増えない現代若者が比較されている。子育て支援金を医療保険料に上乗せする案については国民の納得感が低い。少子化対策の一環としてこの…

台湾と日本の絆~被爆と地震

天風録アラスジ 台湾東部の花蓮が震度6強の地震に襲われ、その地域の先住民や日本との歴史的な関連性について考察する。 この地震の影響は深刻で、その被害は時間が経つごとに拡大している。特に、花蓮の先住民たちはテレビで放送されるような視覚的な被害が…

知事の発言と影響

天風録アラスジ福島県大熊町に位置するもーもーガーデンでは、2011年の原発事故の後に山へと逃げ込んだ牛を保護し、荒廃した土地を守り続けている。 牛たちは、事故後の混乱の中で放棄され、自然の中で生き延びた生物である。もーもーガーデンは、これらの牛…

自然災害への科学技術~大自然の怖さと美しさ

天風録アラスジ ゲーテの火山への関心を例に、火山の危険性とそれに対する対策について語る。ベズビオ火山の大噴火の危険性とそれに対するイタリアの対策に比べ、日本の現状は危機意識が不足していると言える。 富士山が噴火した場合、社会の仕組みが大きく…

ヨシタケシンスケの世界~新たな発見への道

天風録アラスジ 絵本作家ヨシタケシンスケの作品「りんごかもしれない」が「こどもの本総選挙」で1位に輝いた。ヨシタケさんのメッセージは、多くの可能性を想像し、自分自身の言葉や考え方を探すことを奨励している。彼の作品は、好き嫌いの垣根を取り払い…

成功への道:若者の新たな可能性

天風録アラスジ 若者たちは、独自の個性を伸ばし、社会に挑戦する中で必然的に様々な困難に直面するだろう。しかし、それらの困難は中村八大が誓ったように、自身の成長と成功のための肥やしとなるはず。自身と向き合い、自己を完成させることは、個々の能力…

春の厄介な問題~黄砂に吹かれて

天風録アラスジ 春の良い天候は短く、すぐに別の問題、黄砂や花粉症が現れる。黄砂は中国から飛来し、洗濯物や車を汚すだけでなく、目の痒みを引き起こし、花粉症を悪化させる可能性がある。 さらに、黄砂は花粉の粒子を破裂させるため、花粉がより深く体内…

高橋里志の遺志を継ぐ挑戦

天風録アラスジ 昨日の試合では九里亜蓮投手が初めて開幕投手を務め、7回で3失点という結果を残した。一球で3ランを取られた以外は、投げっぷりは緩急自在だった。プロ入り11年目にして初の大役を果たし、高橋里志さんのような気骨を感じさせた。高橋さんが…

結婚と多様性を考える

天風録アラスジ 最高裁が同性カップルにも犯罪被害給付制度に基づく給付金が支給対象になり得るとの初の判断を示し、札幌高裁も同性婚を認めぬ規定は憲法違反と踏み込んだ。 これらの判断は、多様な性の在り方を認め、人権の灯を明々とともす新しい時代風景…

農業の未来に向けた問題意識~『買うから作る時代へ』

天風録アラスジ 男爵とキタアカリのジャガイモを植えた体験農園が始まった。元農協職員の伝道俊朗さんが主導し、地元産の有機堆肥を使用。 物価高や気候変動による食の不安から、「買うから作る時代へ」のメッセージが共感を呼んだ。広島の強みは人々が山や…

食品安全性の懸念~人工甘味料と肝臓のリスク

天風録アラスジ 紅こうじ菌を利用した製品の健康被害問題が広がりつつある。 紅こうじ菌を含むサプリメントの摂取者が腎疾患で入院したり、あるいは死亡するという深刻な事態が報告されており、製薬会社の小林製薬は、自社の製品について健康被害の可能性が…

密かに広がる病気とプライバシー保護

天風録アラスジ キャサリン皇太子妃は自身のがん闘病について子どもたちに説明し、日々体調が良くなっていることを伝えて安心させたという。 このような配慮から公表が遅くなったとみられる。子どもたちへの思いやりは世界共通のものである。子育て世代のが…

環境汚染と食料安全

天風録アラスジ浅田次郎の「壬生義士伝」は新選組の武士とその遺児の成長を描き、新種のコメ開発と農業の重要性を示す。遺児は農学者になり、貧困を克服し、コメの改良に人生を捧げる。 地球温暖化の影響と食料安全保障の問題を浮かび上がらせ、日本のコメ生…

挑戦と成長:スポーツマンの道

天風録アラスジ新入幕で単独トップの尊富士関が黒星を喫し、車いすで土俵を後にした。尊富士関の優勝は110年ぶりの金字塔となる可能性があったが、体調不良により暗転。一方、大関の豊昇龍関は力んで優勝争いから脱落し、入幕2場所目の大の里関が踏みとどま…

逆境を乗り越える勇気─新聞コラムニストの転機

天風録アラスジ ピアニストの萩原麻未さんは高校受験で第1志望に落ちたが、それを前向きに捉え、パリ留学を経て世界的な賞を獲得した。 挫折は自己を見つめ、世の中を知る貴重な機会になる。進学や就職に失敗しても自分の進むべき道を見つける人は多い。チ…

水原一平と公営ギャンブル問題

天風録アラスジ 大谷翔平選手の長年のパートナーであり通訳の水原一平氏が違法賭博への関与の疑いで解雇された。水原氏は大谷選手の海外での活動を支え、友人以上の存在であった。そのショックが大谷選手の野球への影響を心配する声もあるが、新たに結婚した…

好奇心と情報収集の重要性

天風録アラスジ 中国地方は「寒の戻り」で雪景色となり、桜の開花も遅れている。しかし、広島の桜は23日に開花する可能性があり、全国で最初の開花となるかもしれない。桜の開花は日本人にとって特別な意味を持ち、心を動かす。また、寒波が桜の芽を目覚めさ…

独裁主義と核兵器の影~各国のご都合主義

天風録アラスジ プーチン大統領の独裁的なリーダーシップが強調され、彼のジョークと彼に対する国際的な評価が描かれている。 彼の再選と高い投票率は、彼の地位を強化しているが、反対派の抑圧も強調されている。ロシアの人々が体制批判を込めたジョークを…

孔子の哲学と政治の言葉

天風録アラスジ 岸田文雄首相の裏金事件に対する言葉の使い方が問題視されている。首相の「丁寧な説明」や「火の玉」の決意は、事実と一致していないとの批判がある。また、自民党の再生に「命懸け」であるとの発言も、実際の行動とは異なると指摘されている…

再生と結束力:能登半島の豊かさを支援する

天風録アラスジ 今日は休刊日のため1月4日の分を紹介します。 能登半島の魅力が地震と猛火で消え、漫画家永井豪さんの記念館も全焼した。災害が続くメカニズムの解明と人命救助が重要で、私たちはできることを考えるべきである。 被災地はゼロから再生に挑み…

⾶ばないバットと野球の新たなドラマ

天⾵録アラスジ 「やまびこ打線」の代名詞である徳島‧池⽥は、1982年の夏に広島商を破り、パワー野球の幕を開けた。しかし、今年から選抜⼤会では反発⼒が抑えられた「⾶ばない」⾦属バットしか使えなくなるため、技術の磨きや⼩技、守備の重視が求められる…

変わりゆく駅と時代の歌声

天風録アラスジ 「なごり雪」は作者である伊勢正三さんが作詞作曲し、発表50年を迎える。この歌は東京の駅ではなく、伊勢さんの故郷である日豊本線津久見駅をモチーフにした。 しかし、現在、この駅を含む九州の在来線の駅は乗客の減少と効率化の影響を受け…

不安と期待:令和の⼤阪‧関⻄万博

天⾵録アラスジ 1970年の⼤阪万博の開幕とその成功は、国⺠の協⼒と経済成⻑の象徴とされている。しかし、令和の⼤阪‧関⻄万博には開催に向けた不安と疑問があり、その成功はパビリオンの開催内容によって左右されると⾔える。 会場を彩る海外パビリオンの建…

下町ロケットの影響と視線

天⾵録アラスジ 和歌⼭県串本町での宇宙事業会社スペースワンのロケット打ち上げは失敗に終わったが、地元の⼦どもたちは希望を持ち続けている。串本町は地理的条件からロケット事業者の⽬に留まり、「ロケットの町」を選択。地元の⼦どもたちは「失敗も⼀つ…

マラソン補給と日産下請法問題

天⾵録アラスジフルマラソンの補給に関する問題と、⽇産⾃動⾞の下請法違反が取り上げられている。 マラソンでは、トップ選⼿が補給に失敗する⼀⽅で、他の選⼿が⽀援する姿が描かれている。⼀⽅、⽇産は下請けから不適切に利益を得ており、それは味⽅に塩を…

⼤⽣命への問い:少年とアオサギの旅

天⾵録アラスジ 宮崎駿監督の「君たちはどう⽣きるか」が⽶アカデミー賞を受賞した。世界中で⽣命が暴⼒にさらされている⼀⽅で、映画は少年とアオサギの冒険を通じて⼈⽣の道を問いかけている。 作品は、⽶津⽞師による主題歌と共に、「この世は⽣きるに値…