天風録アラスジ
プーチン大統領の独裁的なリーダーシップが強調され、彼のジョークと彼に対する国際的な評価が描かれている。
彼の再選と高い投票率は、彼の地位を強化しているが、反対派の抑圧も強調されている。ロシアの人々が体制批判を込めたジョークを作り、独裁者が過去のものとなる日を待ち望んでいることが示されている。
コメント
皆さんが独裁者に対する否定的な意見を述べているのは認識していますが、一方で南米の独裁主義についてはほとんど触れていないように見受けられます。これは、北米、特にアメリカに対する配慮なのでしょうか。
南米はインフラもまだ十分に整備されておらず、電気供給も不安定な地域が多いと聞いています。それにもかかわらず、アメリカはこの状況を見過ごしているように思えます。おそらくその理由は、自分たちに都合の良い政権が存在するからではないでしょうか。
欧州連合(EU)の自己中心的な視点も見逃すことはできません。世界の構図について考えるとき、もし、ロシアが独裁政治から民主主義に移行した場合、EUは共通の敵を失う可能性があったという意見が存在します。
つまり、ロシアが独裁者でなくなれば、EU諸国間での対立が深まり、最悪の場合、戦争に至る可能性もあったというのです。その戦争がエスカレートすれば、核兵器が使用され、世界が壊滅的な状況に陥った可能性もあったと指摘しています。こういった考察は、我々が国際政治の現状を理解し、将来の方向性を見据える上で重要な視点を提供します。
核兵器がどんなことを引き起こすか、という点については、諸外国の認識は甘く、例のアカデミー賞受賞作品『オッペンハイマー』でさえ、広島・長崎の現状を語っていなかったそうです。
それを考えると、今ロシアが独裁主義なのは、ロシア国民にとっては不幸ですが、世界にとっては僥倖なのかもしれません。