平和への願い:戦争で揺れる日常と日本の現実
天⾵録アラスジ:
イエバ‧スカリエツカさんは、12歳の誕⽣⽇である2年前に⽇記を書き始めた。2 前の今⽇、ロシアがウクライナに侵攻し、彼⼥は地下室に避難した。
彼⼥の⽇記 は、「ある⽇、戦争がはじまった」というタイトルで出版され、その中で戦争の恐怖を伝えている。
ウクライナのゼレンスキー⼤統領は被爆地を訪れ、ウクライナの 再⽣を夢⾒ているが、国際社会はロシアの暴⼒を⽌めることができていない。原爆 資料館はウクライナ語の⾳声ガイドを追加し、私たちはウクライナに平和が早く訪れることを願っている。
コメント:
読書メーターサイトに掲載されている「ある⽇、戦争がはじまった」の感想⽂記事を読みました。
ウクライナ出⾝の12歳少⼥イエバはこれからの⼈⽣がずっと楽しい時間で満たされることを、純粋な⼼で信じて疑っていなかったのだという感想がありました。
突如として始まった戦争のために、イエバたちは悲惨な難⺠⽣活を送ることを余儀なくされました。平穏な⽇々は⼀変し、彼⼥たちは避難所での⽣活を始 め、不安定な状況下で⽣き延びることを強いられることになりました。
戦争の恐怖を感じつつ、彼⼥は友⼈たちなどと離れ離れになり、 未知の地で⽣活することをムリヤリさせられたのです。わたしは本を読んでいませんが、⾷糧や⽔の不⾜、不安定な住居状況、そして何よりも戦争の脅威に晒されながらの⽣活は、彼⼥を精神的にも⾁体的 にも⼤きく試練にさらしたということは、想像に難くありません。
それでも彼⼥は⽴ち向かいました。彼⼥の⽇記は彼⼥の勇気と決意を物語り、わたしたちに戦争の現実と⼈間の強さを教えてくれるのだと読者は感想に書いています。わたしはそれに共感します。
長引く戦争で、日本も物価高です。日常生活は勇気や決断だけではやっていけません。早く平和が来て欲しいなと思う昨今です。