広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

人新世の影響とAI

天⾵録アラスジ
経済思想学者の斎藤幸平さんは、ウーバーイーツの配達員としての経験から、ロボットにさせるとコストが⾼すぎる作業を人間に代替されるような虚無感を
「⼈新世(ひとしんせい)の『資本論』」で語っている。


⾃由に働きたい⼈には魅⼒的な仕事である⼀⽅、
ウーバーイーツは東京都⼼で⾃動⾛⾏ロボットによる配達を開始した。


⼈⼿不⾜の問題を補うAIの進化は、⼈間が地球環境を⼤きく変えている現代において、
 私たちの仕事の在り⽅を問い直す機会を与えている。

 

コメント:
⼈新世とは、⼈類が地球に影響を与えた時代の区分として提案されています。気候変動、⼤量絶滅、⼈⼯物質の増加などが特徴です。


その始まりは1950年頃とされ、時期は「グレート‧アクセラレーション(大加速化)」として知られています。


まだ人新世は正式には認定されていませんが、多くの学者が議論し、研究しています。


大加速化は、⼈類の活動により社会経済や地球環境の変動が急増している現象を指し、先ほども触れた地質時代「⼈新世」の根拠となっています。


大加速化の考え⽅は、地球環境問題を個別の指標から⼈類と⾃然との関係へと導くもので、過去の⾃然災害(巨大隕石の落下など)との地質学上の類似性が指摘されています。


人類の地球への影響は地質学的スケールでは瞬時に終わるかもしれないが、プラスチックごみなど⻑期間にわたって継続するとされています。


⼈新世の概念は、持続可能な未来への道を考える上で重要とされています。

 


天風録の著者は、AIを持ち出してのんきに先々の仕事を心配していますが、子孫たちがどんな生活をすることになるのか。
AIに人類の後始末を任せるのか。その頃の地球環境は、どうなっているのか。
個性尊重はいいけれど、意見が割れてそのまま人類が後戻りできなくなったらと思うと、今からブルーになってます。