天風録アラスジ
「なごり雪」は作者である伊勢正三さんが作詞作曲し、発表50年を迎える。この歌は東京の駅ではなく、伊勢さんの故郷である日豊本線津久見駅をモチーフにした。
しかし、現在、この駅を含む九州の在来線の駅は乗客の減少と効率化の影響を受けている。北海道は無人駅すら5つ消える。今後のJRダイヤ改正により、駅の景色はさらに変わるだろう。
コメント
JR九州の日豊本線津久見(つくみ)駅は、大分県日豊市中央町にあるそうで、美しい景色に満ちていると言われています。
私は、電車で九州に行ったことがないため、この津久見駅の駅メロが「なごり雪」だというのは初耳でした。この歌は駅の雰囲気と地元の文化を反映していると感じます。
「なごり雪」は、そのメロディとしみわたるような歌詞により、多くの人々の心に深く響く曲として知られています。この曲を作った伊勢に触発された武田鉄矢が教養バラエティ番組『プレバト!』において
<なごり雪」 君を見ないで歌い出し>
という詩で鮮やかなイメージと感動的な表現、ワンランク昇格を達成しました。
高校生向け合唱組曲の中には、無人駅に溢れる哀愁を美しく表現したものがあり、私はその歌詞とメロディに、魔法のように、遠く離れた場所へと連れて行かれました。
だから無人駅というと、私は『なごり雪』ではなく、この『海の匂い』 の歌を思い出します。
「海の匂い」動画はこちら