天⾵録要約コメント
アラスジ:
13年前、東⽇本震災時に津波に遭い、43⼈が命を落とした庁舎は、がれきに埋もれ
ていた。遺構は「県預かり」となり、今もその場所に残されている。原爆ドームの
保存と同様、震災遺構もわたしたちの関⼼事である。異論があるにせよ、防災学習の拠
点としての役割がある。祈念公園からは震災の⽇の海を望むことができる。
保存議論は、継承と警鐘の意味を維持するために重要である。
コメント
3月11日が近づいてきました。東日本大震災の記念の日です。記憶にありありと思い出されるそ
の⽇、わたしはテレビの前に座って津波の映像を⾒て唖然としました。その光景はあまりにも壮絶で、⼀瞬、映画の⼀シーンを⾒ているのではないかと思うほどでした。
のしかかるように押し寄せてくる波が、人々や建物、車をひっさらっていきます。
巨人の手のように感じられるほどでした。
その現実の光景が信じられないほどで、⽬を瞠るばかりでした。
それから13年、被災地は少しずつではありますが回復の道を歩んでいます。しかし、まだまだその傷跡は深く、多くの⼈々がその⽇の恐怖を忘れることはできません。それはわたしたちが経験した過去の⼀部であり、わたしたちが忘れてはならない歴史です。
核廃絶の象徴となった原爆ドームに関して、保存か取り壊すかで大論争が起こったことが、広島でもありました。
原爆ドームの保存と同様、震災遺構もわたしたちの関⼼事であるべきです。
異論があるにせよ、防災学習の拠点としての役割は重要です。その存在は我々にとって警鐘となり、未来に向けた教訓となることでしょう。祈念公園からは震災の⽇の海を望むことができ、その光景はわたしたちにとって貴重な教訓の⼀部となっています。
あの⽇から13年、わたしたちはその悲劇から何を学び、どのように前進してきたのでしょうか。これからもわたしたちは震災からの教訓を胸に、未来へと歩んで⾏きましょ う。