広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

自然災害への科学技術~大自然の怖さと美しさ

天風録アラスジ

ゲーテの火山への関心を例に、火山の危険性とそれに対する対策について語る。ベズビオ火山の大噴火の危険性とそれに対するイタリアの対策に比べ、日本の現状は危機意識が不足していると言える。

 

富士山が噴火した場合、社会の仕組みが大きく損なわれる可能性があるにも関わらず、その危険性を真剣に捉える人は少ないのが現状だ。

 

この問題を解決するためには、まず火山の危険性を理解し、それに対する備えを急ぐ必要がある。そして、そのためにはイタリアのように、火山を常時監視する観測所を設け、政府を挙げて避難態勢を整えることが求められる。

 

その上で、気象庁や国立大学などと連携し、火山災害に対する研究と対策を進めていくことが重要となる。

コメント

午前10時頃、台湾で地震が起きたとの報道が流れてきました。そのニュースは、私が中国新聞に掲載されている天風録を手に取った時点ではまだ伝わってこなかったので、天風録はその時点では火山についての話をしていました。

 

それはともかく、地震や火山のような自然災害は、科学がこれほど進歩した今でも、まだ完全に予測することができない現実があります。

 

AIやドローンといった技術が日々進化し、我々の生活を便利にしてくれますが、科学の真の使命は人命に直接関わる地震や火山などの自然災害の予防技術の発展であると私は考えています。

 

もちろん、災害が起きたときの備えや、被災した後の支援も非常に重要です。しかし、それだけではなく、事が起きる前に予防することができる技術の開発にも、より一層の力を注ぐべきだと思います。

 

地震の前には雲の形が変わったり、鳥が騒いだりすると聞いたことがあります。論理的につながりがなさそうでも、大自然の一表層として見た場合、つながることもあるかもしれません。科学者にはあらゆる可能性を考えていただきたいと思います。