広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

視野を広げる挑戦:写真家篠山紀信さんの遺産


篠山紀信さん、83歳の訃報が届いた。彼は広告写真の世界で名を成し、1970年代の雑誌ブームに乗った。芸能誌「明星」や青年誌「GORO」などで表紙写真や連載物をかけ持ちする売れっ子となった。また、俳優宮沢りえさんのヌード写真集は社会現象となり、時代のタブーをあぶり出した。東日本大震災から約2ヶ月後の被災地と住民が収まる写真集「ATOKATA(あとかた)」も手掛けた。

コメント

今日は新聞休刊日。そのため、過去の天風録の中から未UPのコラムを選び、その詳細な分析と私の感想を述べていきたいと思います。このコラムは、様々な視点から物事を考察する機会を提供してくれます。

 


篠山紀信という名前を初めて聞いたとき、私は彼についてなにも知りませんでした。しかし、彼が撮影した宮沢りえさんのヌード写真については、1980年代に社会現象とも言えるブームになったので、その存在は知っています。

 


彼の撮影したその写真集は、図書館に蔵書として保管するかどうかで、各地方で判断が分かれ、大いに議論を巻き起こしました。それは社会的な問題として注目を集め、多くの人々を巻き込みました。

 


その写真集は芸術なのか、それともエロ本なのか。その判断を迫られると、人々は難しい問題に直面することになります。それだけに、判断が分かれるのも頷けます。この問題は、個々の価値観や視点によって答えが変わるため、一概に正解を決めることは難しい。

 


私自身、ヌード写真のカメラマンについては無関心でした。宮沢りえさんの写真集についても、男性たちがまた何かバカなことで騒いでるとしか思っていませんでした。

 


   しかし、今回の機会を通じて、その問題について深く考えることができました。それは私の視野を広げ、新たな視点を提供してくれる貴重な体験でした。

人をセンセーショナルな先入観で見るのではなく、もっと多角的に見なければと思った次第です。