広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

民主主義の鉄則:ガンジーの胸像と地元の異論

天風録アラスジ

1916年に初めて日本を訪れたインドの詩人タゴールと、非暴力を唱えインド独立を導いたガンジーが紹介されている。

 

ガンジーの胸像が広島市長崎市に設置される話題が取り上げられているが、その設置には地元から異論が出ている。その主張は、ガンジーが民主主義の定着に尽力した人物であることを考えると、地元住民の意見を無視しての設置は適切ではないというものだ。

 

インドでは現在総選挙の投票が進行中で、その有権者数は約10億人に上ると述べられている。この文脈で、軽々しい風潮や上からの独断によって自分たちの人生や地域が曲げられないようにするという、民主主義の鉄則が強調されている。

 

コメント

アジアで初めてノーベル賞を受賞したのが、インドの詩人だという事実を初めて知ったとき、非常に驚きました。インドの公用語は英語であるため、ノーベル賞との親和性も高かったのでしょう。

 

一方、日本語は一説によれば世界の三大難解言語の一つに数えられており、他の二つはギリシャ語とヘブライ語だとされています。

 

   日本語には他の言語にはない独特のニュアンスがあり、これを英語に翻訳することは困難です。これが、村上春樹の作品が「英語っぽい」と称され、海外で多くの読者を持つ一因となっているのかもしれません。彼の作風はその独特の雰囲気を保ちつつも、多くの人々にアクセス可能であるという特性を持っています。

 

「天風録」の話題はインドつながりでガンジーにまで及んでいます。ガンジーの胸像が設置されることについては、「その意図は理解できるが、強制的に押し付けられるのは嫌だ」と感じる人もいるようです。

 

民主主義とは、多様性と個々の意見を尊重し、一方で公共の利益を追求するバランスを保つことであり、これは常に難しい課題であるのだと実感します。