広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

博識と文化:驚きのフラワーフェスティバル

天風録アラスジ
ひろしまフラワーフェスティバル(FF)が5年ぶりの通常開催で開幕し、新たな景色と喜びがあふれている。


赤、白、黄色のパレードが平和大通りを彩り、新緑の木々がその鮮やかさをより引き立てている。春の強い日差しは照明のように街を照らし、祭りの輝きを増している。

FFがコロナ禍を経て5年ぶりに通常開催され、人々の笑顔と喜びが街中に溢れている。

新たに加わった景色、22年ぶりに復活した子どもパレード、広島大の行進などが次世代の希望を感じさせ、多くの外国人観光客がカメラを構える様子からも、国際色が一段と豊かになったことが窺える。

この祭りの開催はかつて「花正月」と呼ばれていた。花が咲き誇るこの時期に村人が舞や歌に興じたという風習を引き継ぎ、人々の心のつながりを深める意義がある。


コメント
FFと言ってもRPGゲームのファイナルファンタジーのことではなく、フラワーフェスティバル、つまり花の祭りのことを指しています。

 

FFは、広島の地域文化に根ざした独特の行事で、「天風録」によれば、「民俗学者の田淵実夫さんが本紙に寄せた文がある」として、明治期までの広島では、5月初めのこの時期には「花正月」と称し、

 

花が咲き乱れる美しい風景の中で、村人たちは楽しく舞ったり歌ったりして過ごしていたということです。


コラムニストはその風習が現代のFF、フラワーフェスティバルに繋がっているという考え方を提示しています。彼の博識にはいつも驚かされます。


今年のFF第一日目は、劇団四季の注目のスター、山﨑育三郎が訪れ、キャッツの名曲を数多く歌ったとのことです。

 

しかし、残念ながらその日、私はとある遊園地内にある水族館へと足を運んでいました。新聞の一面には、FFには75万人以上が来場したと書かれています。人混みを避けることができたので、水族館に行ったことに後悔はありません。

いや、ホントですよ!