広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

オリンピックと平和の関係

天風録アラスジ

パリ五輪での日本のメダルラッシュに関連して、92年ぶりに馬術でメダルを獲得した人が居ることで西竹一が注目された。彼は1932年ロサンゼルス五輪で金メダルを獲得し、戦没オリンピアンとして硫黄島で戦死した。福山市人権平和資料館では彼を含む戦没オリンピアンの生涯を紹介する企画展が開催されている。パリ五輪ではウクライナ代表が戦争の現実を訴え、バッハ会長は五輪が平和の文化を生み出す可能性について言及した。次の五輪はロサンゼルスで開催される。

 

ロサンゼルス五輪では、過去の栄光と現在の課題が交差する場となるだろう。西竹一と彼の愛馬が輝いた舞台に再びスポットライトが当たるが、同時に世界の平和とスポーツの関係性が問われる場でもある。スポーツが持つ力と、それが平和にどう寄与できるかが再び議論されるだろう。次の五輪では、過去の教訓を踏まえつつ、平和の祭典としての役割を果たすことが期待される。

コメント

参加することに意義があるというタテマエとは裏腹に、現実には多くの問題が山積みです。例えば、大規模な経済的利益を狙った商業主義が蔓延し、オリンピックの本来の精神が薄れてしまっています。また、開催地の住民に多大な負担がかかることもしばしばです。

オリンピックが政治に利用されている現実も無視できません。過去にはロシアのオリンピック参加を巡って大きな議論が巻き起こりました。その結果として、アメリカや日本などの国々がオリンピックをボイコットする事態が発生したこともあります。

今回のオリンピックでは、審判の人種差別が大きな問題となり、公平でない判定が議論を呼びました。

オリンピックはかつては純粋なスポーツの祭典でしたが、経済的利益や開催地の負担が問題となり、若者の興味が薄れているのです。