2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
天風録アラスジ 車いすテニスの小田凱人選手は、パリ・パラリンピックで五輪を超える衝撃を与えたいと語っている。彼は初出場の18歳で、パラスポーツの認知度向上を目指している。パラリンピックは元々負傷兵のリハビリ目的で始まり、日本では福祉の一環と見…
天風録アラスジ 立憲民主党と自民党の党首選に挑む野田佳彦元首相と石破茂元幹事長が、それぞれ地元で立候補を表明した。野田氏は千葉県習志野市で、石破氏は鳥取県八頭町で決意を示した。両者ともに地方重視の姿勢を強調し、党員票の獲得を目指している。台…
天風録アラスジ 江戸時代の「入り鉄砲に出女」という言葉は、江戸幕府が鉄砲の持ち込みや大名の妻子の地元帰還を防ぐために関所で監視していたことを指す。現代の東京も人口が増加しており、特に地方から移り住む女性が多い。2023年のデータでは、地方から東…
天風録アラスジ 天気予報の曖昧さが川柳の題材になることもあるが、台風の予報ではもっと明確にしてほしいと感じる。台風10号が迫っており、その予報円が非常に大きく、日本列島をほぼ覆っている。これは太平洋高気圧や寒冷渦の影響とされる。30日には兵庫県…
天風録アラスジ 8月も終わりに近づき、子どもたちの夏休みの思い出として昆虫観察が人気。昆虫は小さいながらも多様な体のつくりや行動を持ち、確認されているだけで100万種以上、実際には500万種いると推定されている。昨秋、お笑いコンビ「アンガールズ」…
天風録アラスジ 日本では、2023年の猛暑と訪日客の急増により、コメの品薄と価格上昇が続いている。7月の全国消費者物価指数でコメ類は前年より約17%上昇し、20年ぶりの高い上昇率となった。さらに、南海トラフ地震の臨時情報が出たことで備蓄する人が増え、…
天風録アラスジ 自民党が作成した総裁選のポスターには、歴代の首相や総裁26人のモノクロ写真が並び、「ザ・マッチ」と銘打たれている。しかし、これらの顔ぶれには「政治とカネ」問題が透けて見え、過去の裏金事件を恥じる気持ちが感じられない。AIを用いて…
天風録アラスジ 福島第1原発では、1日あたり約80トンの汚染水が発生し続けている。放射性物質を除去した「処理水」を海に放出し始めてから1年が経過したが、溶けた核燃料のデブリを取り出すか、地下水の流入を止めない限り、汚染水は増え続ける。デブリ取り…
天風録アラスジ 小中高生の夏休みが終わりに近づくと、自ら命を絶つ子どもが増える「9月1日問題」が心配される。横浜市の小森美登里さんは、26年前に娘の香澄さんを亡くし、子どもの苦痛を想像し見守ることの重要性を訴えている。小森さんたちのNPO法人は、…
天風録アラスジ 村田沙耶香さんの芥川賞作「コンビニ人間」の主人公は、コンビニのアルバイトを通じて社会に順応する30代女性。彼女はレジや商品の発注、陳列、掃除などの仕事に追われている。母親からの体を気遣う電話や、疲れやすくなった自分に気づくシー…
天風録アラスジあす福島第1原発からデブリ取り出し開始。溶融核燃料と構造物の固まりで、放射線強く危険。22メートルのパイプで回収する。初回は3年遅れ、2週間で3グラム以下が目標である。高放射線なら格納容器に戻す。作業員被曝抑制のため。廃炉の困難さ…
天風録アラスジ 児童文学作家・那須正幹さんの「ズッコケ三人組」シリーズ最終作は広島土砂災害を題材にし、被災現場の生々しい描写が特徴的だ。災害から10年が経ち、防災環境は整ったものの、避難指示に従わない人も増えている。 那須さんは実際に被災現場…
天風録アラスジ 今日は新聞休刊日。 今年の1月11日の記事から要約します。 八代亜紀さんの訃報を受け、彼女のハスキーな歌声が多くの人々の悲しみや故郷への思いを呼び起こすことが語られている。熊本から上京し、銀座のクラブ歌手から成功を収めた彼女は、…
天風録アラスジ 長崎では原爆死没者名簿に名前を記す営みを「筆耕」と呼び、心の大地を平らかにする行為とされる。1985年から広島で名簿を記帳してきた池亀和子さんが亡くなり、彼女は病院でも記帳を続けていた。彼女は約5万人分を記帳し、2006年には「氏名…
天風録アラスジ 南海トラフ地震の臨時情報は不安を感じさせるが、備えは命に関わる現実である。日常生活の中で心構えや物資を整えることが重要だ。巨大地震をよく知り、サプライズにしないための準備が求められる。 知識と準備があれば、突然の災害もサプラ…
天風録アラスジ 1941年の机上演習で「日本は必ず敗れる」との結論が出されたが、軍部や政府の慢心により無謀な戦いに突き進み、多くの犠牲者を生んだ。NHK朝ドラ「虎に翼」では、総力戦研究所の冷静な分析や原爆を巡る裁判が描かれ、過ちから学ぶことの重要…
天風録アラスジ 岸田文雄首相が自民党総裁選に出ないと決め、政治資金パーティー裏金事件の責任を取ると表明した。長期政権下で曖昧にされてきた「責任」の概念が再び注目されているが、政治と金の問題は解決していない。組織の長が責任を取った以上、他の当…
天風録アラスジ 広島市内の墓地で墓参りをする中、昭和二十年八月六日没と刻まれた墓石や、初盆に立てる白い灯籠が目立つことから高齢化と「多死社会」を感じる。また、墓じまいや共同墓、永代供養型の霊園の増加により、葬送や埋葬の形が変わりつつある。少…
天風録アラスジ パリ五輪での日本のメダルラッシュに関連して、92年ぶりに馬術でメダルを獲得した人が居ることで西竹一が注目された。彼は1932年ロサンゼルス五輪で金メダルを獲得し、戦没オリンピアンとして硫黄島で戦死した。福山市人権平和資料館では彼を…
天風録アラスジ 外国人の名前のカタカナ表記は難しく、現地の発音に近づける工夫が必要とされる。米大統領選でミネソタ州知事の表記が「ワルツ氏」から「ウォルズ氏」に変わった例や、レーガン氏が「リーガン」から改名した過去が紹介されている。名前の変更…
天風録アラスジ32年前のサメ騒動や現在の南海トラフ地震の臨時情報など、自然災害が海水浴を敬遠させている。新型コロナの流行や地震の影響で帰省もためらわれ、自然災害や感染症が人々の生活に影響を与えている。先祖供養のための帰省も心穏やかでない状況…
天風録アラスジ 映画「オッペンハイマー」が核の脅威への関心を呼び起こし、長崎平和宣言では被爆詩人福田須磨子の詩が取り上げられた。福田は原爆の恐ろしさを次世代に伝えることを訴え、米国の駐日大使は長崎の平和祈念式典に出席しなかった。福田の詩は、…
天風録アラスジ SNSでの誹謗中傷がパリ五輪で問題となっており、匿名の悪意ある投稿が選手たちの心を傷つけている。日本オリンピック委員会(JOC)は法的措置を検討しており、投稿前に選手の痛みを考慮することが求められている。脳がネガティブな事柄に強く…
天風録アラスジ パリ五輪の環境配慮を背景に、地球温暖化やエネルギー枯渇など現代文明の持続不可能性を警告する「崩壊学」が話題となっている。日本もエネルギーと食料の自給率が低く、自然災害のリスクが高まっている。全国知事会議では人口減少の危機が議…
天風録アラスジ 広島の原爆投下時の暑さとその後の地獄のような状況を描写し、平和記念式典での子供たちの呼びかけに触れ、平和への道は想像から始まると強調している。被爆から79年が経ち、広島原爆の日を知らない人が増えている現状を憂慮し、当時の苦しみ…
天風録アラスジ 原爆の記憶を詠んだ句集や歌集が紹介されている。夫と4児を失った行徳すみ子さんの句集「広島」や、被爆者切明千枝子さんの初の歌集が取り上げられ、彼らの痛みと悔恨が17文字や31文字に刻まれている。これらの作品は、記憶を後世に伝える重…
天風録アラスジ ワシントン州のハンフォード核施設は、放射性廃液が地下に残り、処理に半世紀以上かかるとされる米国で最も汚染された場所と呼ばれている。周辺のリッチランドでは、きのこ雲を校章に持つ高校があり、原爆に対する意識の変化が見られる。核開…
天風録アラスジ スマホの歩数計アプリや医師からの勧めでウォーキングを試みるも、猛暑や運動のモチベーション低下に悩む。大型ショッピングセンターでの歩行を工夫するが、屋外での快適なウォーキング環境の整備が健康的な街づくりに必要と感じる。今年の7…
天風録アラスジ 北海道に住む被爆者の手記には、広島の救援活動や「暁部隊」の記憶が記されている。10代で志願した元特攻兵が、広島での悲惨な体験を綴っている。北海道被爆者協会は来春に解散するが、資料は札幌の学校法人に譲渡されることになった。全国の…
天風録アラスジ 広島市に新たに開業した「ひろしまスタジアムパーク」は、サッカースタジアムと商業・レジャー施設「ヒロパ」を含むエリアで、平和記念公園を訪れる観光客を引き寄せる新たなスポットとして期待されている。パークは平和記念公園や原爆ドーム…