2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
天風録アラスジ フナクイムシは「海のシロアリ」とも呼ばれる二枚貝で、木を食べて穴を掘り進む。その生態を模倣したシールド工法がトンネル掘削に利用されているが、広島市での工事中に道路が陥没する事故が発生した。シールド工事には地盤の陥没や隆起のリ…
天風録アラスジ 野村祐輔投手は、広島カープで13年間プレーし、通算80勝を挙げた。彼のストレートは140キロ前後だが、切れや回転数で速く見せる工夫をしていた。今季限りで引退を発表し、10月5日の引退試合ではデビューから続く先発登板の日本記録更新が懸か…
天風録アラスジ 自民党総裁選では、スマホの使用を控えるように求められ、9人が立候補しました。派閥が解散され、議員が個々に投票する選挙となったが、実際には重鎮の影響力が依然として強く、派閥の力が残っていることが明らかになった。石破茂氏が新総裁…
天風録アラスジ 袴田巌さんの無罪が再審で認められた。逮捕から58年が経ち、長い間死刑の恐怖と向き合ってきた。捜査機関が証拠を捏造し、袴田さんを犯人に仕立てたことが判決で明らかになった。姉のひで子さんたち支援者に喜びが広がったが、奪われた時間は…
天風録アラスジ 60年前のベトナム戦争の空爆を背景に、谷川俊太郎の反戦歌「死んだ男の残したものは」が紹介されている。戦争が罪のない命と自然環境を傷つけることを強調し、現在のイスラエルによるレバノン空爆にも言及。国連総会でのグテレス事務総長の発…
天風録アラスジ 宮島の山道を登った先にある「厳島聴測照射所」は、太平洋戦争中に敵機の音を聞き取るための防空施設で、現在は建物跡や聴音機の台座が残っている。10年以上前に取材した同僚によると、当時でも島民にはほとんど知られていなかった。全国の戦…
天風録アラスジ新美南吉の童話「ごんぎつね」に描かれたヒガンバナが、愛知県半田市で300万本も咲き誇る。今年は開花が遅れており、暑い夏の影響が考えられる。秋の訪れとともに、自然災害の被害も報じられている。 コメント20日から22日まで北海道函館旅行…
天風録アラスジ 映画「E・T」の20周年特別版では、銃を無線機に置き換える修正が行われました。これは、銃規制に対するメッセージを込めたものでしたが、後にスピルバーグ監督はこの修正を後悔しました。現在のアメリカでは、銃規制を巡る議論が続いています…
天風録アラスジ 庄原市東城町のウィー東城店で21日に「夜の本屋さん」が開催される。閉店後に布団や軽食を持ち込んで、朝まで自由に本を読めるイベントだ。読書離れが進む中で、本屋さんの新しい試みとして注目されている。 コメント 読書離れを防ぐためには…
天風録アラスジ 半世紀前、人々は未来にワクワクし、月に降り立った人類や大阪万博の「月の石」に熱狂した。しかし、現在はその熱狂が薄れている。来春の大阪・関西万博では「火星の石」が展示されるが、万博への関心は低く、前売り券の売れ行きも目標に達し…
天風録アラスジ 反戦詩画家の四国五郎さんの生誕100年と没後10年を記念する催しが、生まれ故郷の三原市大和町で行われた。彼の作品「ヒロシマの夏」などが展示され、戦争の悲惨さを伝えている。四国さんはシベリア抑留や弟の被爆死を経験し、「戦争をしない…
天風録アラスジ 江戸時代のご隠居さんは、50歳ごろに現役を退き、長屋の知恵袋として社会貢献していた。現在は、60歳代後半の多くが働き続けており、政府も高齢者の就業を推奨している。敬老の日には、身近なご隠居さんに感謝の気持ちを伝えましょう。 コメ…
天風録アラスジ オランダの学者らが、コイン投げで表裏を当てる確率を50.8%に高める研究でイグ・ノーベル賞を受賞した。この賞は「笑えて考えさせられる」研究を表彰する。日本は多くの受賞歴があり、最近では東京医科歯科大のチームが「哺乳類がお尻からも…
広島のJR貨物車両所は「日本一」と称されるが、車輪のデータ改ざんが発覚し、信頼が揺らいでいる。10年以上続く不正が明らかになり、国土交通省の検査が行われている。安全対策の再構築が求められている。 コメント JR貨物の車輪データ改ざんは、車軸に車輪…
天風録アラスジ 2020年のドキュメンタリー映画「相撲道」では、力士が「毎日交通事故のようだ」と語る。玉鷲関が初土俵からの通算連続出場回数で歴代1位となり、「生きる伝説」と称される。彼の遅咲きの成功と、21年にわたる相撲道の歩みが強調されている。…
天風録アラスジ 岸田文雄首相の退陣表明を受け、「ガラガラポン」(仕切り直し)が必要だと感じた。総裁選では「政治とカネ」問題や防衛増税、マイナ保険証の移行、選択的夫婦別姓が争点となる。国民の声を聞くことが重要だが、総裁選が内輪の言葉だけで終わ…
天風録アラスジ 手塚治虫の漫画「三つ目がとおる」は、連載開始50周年を迎えた。超能力を持つ古代人の末裔である中学生が遺跡の謎を解く物語である。特に「酒船石奇談」は、飛鳥時代の奈良県明日香村にある巨石を題材にしており、古代の支配者が人々の心を操…
天風録アラスジ 北海道で牛66頭を襲ったヒグマ「OSO18」は、慎重で肉好きの偏食家である。不法投棄されたエゾシカの死骸で肉の味を覚えたとされ、藤本靖さんの本「OSO18を追え」でその謎に迫っている。政府はニホンジカとイノシシの頭数を減らす作戦を進めて…
今日は新聞休刊日。今年の1月12日の天風録のアラスジとコメントを書きますね。 天風録アラスジ ニューヨーク・タイムズが発表した「2024年に行くべき52カ所」に山口市が選ばれた。記事では「西の京都」と称され、混雑していない点が評価されている。市内の名…
天風録アラスジ 兵庫県議会の百条委員会で、斎藤元彦知事がパワハラや補助金不正の疑惑で内部告発された。知事は告発を「うそ八百」と決めつけ、告発者を特定して処罰したが、これは公益通報者保護法に違反する可能性がある。権力者である知事の自己正当化は…
天風録アラスジ 作詞家の星野哲郎さんは、スナックでの電話をきっかけに「昔の名前で出ています」という名曲を生み出した。22年前の旧民主党代表選では、鳩山由紀夫氏と菅直人氏が中心となり、新鮮さに欠けるという批判があった。現在の立憲民主党代表選も同…
天風録アラスジ 北朝鮮の工作員だった金賢姫は、37年前の大韓航空機爆破事件で捕らえられた際、自身を中国人だと偽っていたが、ソウルの街を訪れたことでその意志が崩れた。最近では、北朝鮮のエリート層の韓国亡命が増加しており、金正恩政権下では前任者の…
天風録アラスジ ランゲルハンス島(膵島)は、膵臓にある細胞の塊で、インスリンを分泌し血糖値を調整する。京都大学病院は、iPS細胞から作った膵島を人体に移植する臨床試験を来年にも開始予定。これは、自己免疫の影響でインスリン注射が必要な糖尿病患者…
天風録アラスジ 週刊少年ジャンプは「キン肉マン」や「鬼滅の刃」など、子どもたちに元気を与える漫画を多く世に送り出してきた。尾田栄一郎さんの「ONE PIECE」もその一つで、連載27年を迎え、最終章に突入している。2011年の大震災直後、仙台の書店が「ジ…
天風録アラスジ 奄美大島で環境省が進めた外来種マングースの捕獲作戦が成功し、根絶宣言が出る見込みだ。マングースは半世紀前に毒蛇ハブの天敵として導入されたが、島の固有種を襲うようになり問題視された。沖縄でも同様の問題があり、天敵のいない外来種…
天風録アラスジ 故小柴昌俊さんは、右腕が動かなくなる病気にかかり作曲家の夢を断たれたが、科学の道に進み、2002年にノーベル物理学賞を受賞した。彼がかかったポリオは、国内では1980年以降新たな患者は見つかっていないが、ガザで25年ぶりに感染が確認さ…
天風録アラスジ 夏目漱石の小説「二百十日」は、明治時代の拝金主義を嘆く青年2人が厄日に阿蘇山に登り、嵐に遭う話である。漱石はこの日を災いや困難の象徴として描いていると筆者は解釈している。昨日がその「二百十日」に当たり、台風10号が日本各地に大…