広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

物価高の現状と政治的影響

天風録アラスジ

韓国の尹錫悦大統領の「長ネギが875ウォン(約100円)なら妥当」との発言が物価高の現状を理解していないとの批判を引き起こし、与党の総選挙大敗につながった。この事件は、政治家の発言が国民の感情に大きな影響を与え、政治的な結果を招くことを示している。

その一方で、この事件は言葉の力と、それが政治的な結果にどのように影響を及ぼすかを示している。

    大統領の発言は、「長ネギ」が「大敗」を意味する言葉と同音であることから、政権の打倒の象徴となった。これにより、野党の集会に持ち寄る人が増え、投票所への持ち込みが禁じられるほどの影響を及ぼした。

   一方、日本でも物価上昇が止まらず、その原因である円安がさらに進行している。この状況を見て、岸田文雄首相も笑えない状況にあるだろう。対応が甘ければ、国民の厳しい審判が待っていることを忘れてはならない。

コメント

『史上最強の哲学入門』(作:飲茶)を昨日、読了しました。この本では、主に西洋思想の推移を、ざっと説明していますが、その中でちょっと気になる言葉がありました。

欠陥だらけの新自由主義で、なんでも自己責任にされてしまう弱い立場の人々のことです。

 

  わたしも含めて、他にいい制度が見つからないために、資本家に労働力を搾り取られてしまっている。貧しいものはより貧しく、豊かなものはそれなりに。政府は何をしてくれるのかというと、何もしない、それが新自由主義だという。そこでわたしの思うに、円安の傾向を見ていても、政府は何もしないのではないか。

 

あまりにも現状維持の傾向が強すぎて、異世界でやり直すというライトノベルが盛況なのですが、若者たちが手軽な娯楽に逃げてしまい、今の現実に立ち向かう術を知らないのがじれったいですね。もっと政治に関心を持ちましょう。