理性とギャンブル依存症
天風録アラスジ
ギャンブル依存症の深刻さを語るために、文豪ドストエフスキーの賭博癖や大谷翔平選手の元通訳の闇賭博事件などが引き合いに出されている。
特に、依存症の解決策として「医する」道が提唱されており、それは問題を包み隠さずに語ることから始まると述べられている。
ギャンブルによる破滅的な結果を目の当たりにし、それがいかに「医しがたい」問題であるかを理解することが、依存症からの回復への第一歩であると強調されている。
コメント
一般的に、理性が強い人や真面目な人ほどギャンブル依存症に陥りやすいという意見が少なくありません。
その理由を一言で言えば、ギャンブルでの勝利体験は脳内で快楽物質を分泌し、その経験はシナプスに記憶として残ります。この経験を何度も繰り返すことで、次第に自制心が効かなくなるのです。
しかし、理性はこの衝動の前にはすぐに歪められてしまいます。つまり、ギャンブル依存症では、自分自身に対して言い訳をしながらも、終わらせることができない状態に陥ってしまうのです。
これは、歪んだ理論によって理性が抑制されてしまう状態を指します。
外部から「言い訳をやめて、ギャンブルをやめろ」と否定されてしまうと、理性が逃げ場を失ってしまいます。
これは非常に危険な状況で、ギャンブルを隠れて続けるよりも、暴力に訴えるなどの問題行動を引き起こす可能性があります。
また、理性的な人ほど、このような状況に陥ったときには極端に豹変する傾向があります。ネットの知りあいはこの現象を「裏返る」と呼んでいます。
年取って覚えた遊びほどやめられないってのと同じ。
真面目で理性的だった人が何かの拍子にハマっちゃうんです。
ギャンブル依存症をなおすには、多幸感を常に出す状態に落とすことだという話もあります。
マジメな人、気をつけてね。