広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

情報力を養い社会を築く

アラスジ:

ロシアの反政権活動家であり、⺠主化を求める声の象徴であったナワリヌイ⽒が47歳という若さで世を去った。急逝した彼の死因について多くの疑念が持たれている。その不⾃然さが多くの⼈々の⽬を引きつけたため、国連の⼈権⾼等弁務官事務所までもが彼の死因についての調査を公式に要請している。

 

彼はこれまでにも毒殺未遂事件を経験し、身の危険を感じながらも、信念を貫くために療養先のドイツから故郷ロシアへと帰国を決意した。その結果、収監されることとなったが、彼はその状況を逆⼿に取り、刑務所内での抵抗戦⼠となる道を選んだ。

 

彼は、最後のメッセージとも⾔える動画を残した。「あきらめて何もしなければ悪が栄えるだけだ」。これは彼の⽣涯を通じる闘争精神を象徴するものであり、これからの世代に向けた強いメッセージとなったのだ。

 

感想

ロシアの状況を理解するのは、国際情勢を理解する上で重要です。わたしたちの生活が、国際問題と関わっているからです。反政権活動家ナワリヌイ⽒の闘いは、我々の権利と⾃由の尊重と保護の重要性を再認識させます。

 

情報には適切な情報の取得、理解、反応が求められます。インターネットやSNSなどから情報を得、⾃分で分析・理解する⼒を⾝につけることが⼤切になる。この例で言うなら、ロシアの状況を理解することで、この国の 政治状況や⼈々の⽣活、我々に与える影響などを把握し、適切な対応を取ることが 求められます。

 

無責任で享楽的な生活をした結果、マリー・アントワネットは断頭台の露と化したのでした。そうならないためには、わたしたちも基礎的な情報力が必要になってくるでしょう。その情報力の醸成のために、本を読むことをお薦めします。

 

本を読み、知らない価値観などに触れることで、⾃⾝で情報を分析し、理解する能⼒を⾝につけることができます。その結果、より良い社会を作り上げることが可能となるとわたしは思います。