広島のあすにゃん

広島のアスリアが、日々の備忘録を書きます。

スポーツファンの在り方

アラスジ:
この記事では、「杮(こけら)」や「柿(かき)」といった間違いやすい漢字にはじまって、サッカーシーンの問題を取り上げています。

 具体的には、杮落とし試合のあったサンフレッチェ広島の新スタジアムでのトイレ落書き事件がありました。相⼿サポーター専⽤エリアのトイレで何者かが油性ペンで落書きをしたという事件です。

 対戦相⼿であるガンバ⼤阪が発表しました。ガンバ⼤阪側はこの問題を重視、犯⼈特定に全⼒を尽くすと語りました。その毅然とした対応は評価に値します。

 昨年には浦和レッズの暴徒化したサポーターが永久⼊場禁⽌処分を受け、チームは天皇杯の出場資格を失いました。この出来事は、レッズを⼼から愛する⼈々にとって⼤きな傷となりました。これらの問題を受けて、尊敬と共感を持つサッカー⽂化の育成を強く願う筆者なのです。

コメント
 イタリアなどでは、サポーターが暴徒化するのは日常茶飯事なのだそうです。日常でも、サッカーの話題になると目の色が変わるとか。試合を見るためだけに仕事をしているという話も聞いたことがあります。

 暴徒化するほど熱狂するスポーツを応援するというのは、最近の「醒めた」若者にとっては貴重な経験になるかも知れません。

 暴徒化がいいとは思えませんし、出来ればおとなしく試合を見てほしいけど、それを言うなら野球界だって、昔はそうとうひどかったんです。たとえば70年代のカープファンだって、相当な「ワル」だった。

 ヤクザ的な観客が、汚いヤジを飛ばしたりしましたっけ。夢中になると、人は我を忘れるものですし、そういう夢中になれるなにかは、人生には必要だと思います。
 共に試合を盛り上げるライバル同士、節度を持つことは必要です。ただ、スポーツファンには飼い慣らされた羊にはなってほしくないなと思うわたしなのです。