ネットでしか買えないものがあるんです。
この近所では、化粧水(五條の霧)とかホワイトニング乳液なんて売ってない。
大好きなバリ辛カレーも、最近ではスーパーに置いてないし、にんにく背脂も、すりおろしショウガの瓶も、この辺では売ってない。
そう言った、こまごましたものを注文して取り寄せると、当然出てくる段ボールの山。
悪いことにこの段ボール。
一つにまとめて注文したのに、別個で来ることがあります。
運ぶ手間や、紙資源を考えたら、ものすごい浪費です。
わたしらは、地球を『持続不能』にしているんじゃなかろうか。
「買いに行くのが面倒だから」という理由で通販を使うこともしょっちゅうあります。
夫はすぐ、通販に頼る。ポイントが稼げるし、クレジット払いだったら7%オフなんだって。
だからうちにあるのは、どれも二級か三級品ばかり。
たまに1キログラムの羊肉も買いますが、ほんっとめったに買いません。
うちと百貨店との間には、深くて暗い河がある。
こんなふうに通販にのめりこんでいるのは、コロナ禍以前からだったんです。
通販で、安くていい品を見つくろうのが夫の趣味。
百貨店に行ったのは、この家に来てから片手で数えるほどでしょうし、買い物はしないで見てるだけ。
それなら、ショッピングモールはどうかというと。
商店街も含むこのきらびやかな空間には、スーパーの経営するモールは数回行ったことがありますが、それも食料品を買ったり食事に行ったりが主で、ファッションなんか眼中になし。
ひたすら、地球資源の浪費に精を出しています。
「いじめてやるー」
そのうち、バチがあたるわよ。
良心に咎めつつ思うこと。
そりゃ通販で失敗することも多々ありますが、そのおかげで経済的にラクになっているのも事実あるんです。
段ボールの無駄遣いさえなくなれば、わたしとしては目をつぶってあげてもいいかなと思ったりもします。